いつか役に立つかもしれない、中国のHP事情

はい、どうもみなさんこんにちは!

TCDのちょーです。

 

最近、気温の変化のせいか夏風邪が長引いているちょーです。10日くらい咳が止まらなくて、仕方なく3年ぶりくらいに薬を飲んでます。みなさんも体調にはくれぐれもご注意を!

 

今回の内容は、インターネットについてです。先日、中国のネット規制「グレートファイアーウォール」についての記事を書きました。

 

tokyocd.hatenablog.com

 

中国ではネット規制があって、それを知らずに中国に行くと色々困りますよ~っていう内容を書きました。

本日は、それに近い話です。

もし、事業やビジネスで中国にPRしたいとき、まず何をしますか?おそらくほとんどの方がホームページを作ることから始めるのではないかと思います。

今はインターネットの時代なので、HPがないだけで信用されないことが多々あります。

本日は、中国でHPを作る際の注意点や、中国のHPの特徴をお伝えします。いつか役に立つかもしれません!

 

はじめに

中国のインターネット利用者数は7億人を超えていて(総人口は約14億人)、越境EC(BtoC市場)においても世界市場の約5割を占めるダントツのトップとなっています。インターネット利用者数や市場の大きさを考えれば、中国市場へのアプローチとしてWEBの活用が大きなカギとなること間違いありません。中国向けホームページ制作はその第一歩です。

みなさんも、何かを検索するときには今持っているスマートフォンで検索しますよね。それは中国でも同じです。今の世の中とても便利になったので、スマホ1つで何でも見れちゃいます。チラシやパンフレットだけで会社の概要を宣伝する会社は昔はあったみたいですが、今ではほとんど見ません。どの会社でもHPは必ず持っているといっても過言ではないです!

 

 

モバイル対応

下の表は、中国国内のドメイン管理などを行っている中国インターネット情報センター(CNNIC)のデータです。上が中国のインターネット普及率、下のグラフが利用者数に対するモバイル利用率です。2017年末時点ではインターネット利用者の97.5%がモバイルインターネット利用者であることが分かります。中国向けホームページを制作する際には「モバイル対応が必須である」と言えますね!

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 一昔前までは、スマホが普及していなかったのでみんなPCで検索したりHPを閲覧することが多かったですが、今はもうスマホを持っていて当たり前の字デイになってきましたね。中には2,3台持ってる人もいるほど。

 

 

中国HPの特徴

特徴はいくつかあるのですが、なんといっても色の使い方です。

コチラは、Yahoo!!Chine

 

アリババグループが展開する世界最大のECサイトである天猫のHPです。

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中々濃い色が目立ちますね。中国のHPで白黒はあんまりありません。特に、赤という色は中国では縁起が良いとされていますので、赤やピンクの配色のHPも多いです。

 

インターネット規制

最後に、中国のインターネット規制に関する注意です。

中国語のホームページをつくったとしても、国外にあるサーバーを使っていると、「中国にいる人に見てもらえない」「開くまでに時間がかかるため結局、閉じられてしまう」といった事態に陥る可能性があります。これも、先日話した、「グレートファイアーウォール」の1つなのです。

中国でHPを作る際に、政府へ申請を出さなければなりません。通称ICP登録と呼ばれていて、これがないとHPを開けることはできません。しかも、ややこしいことに、このICP登録は中国に法人がないと申請することが出来ないのです。

もちろん、やり方はいあります。しかし、海外の企業はコレを知らないで開けてしまうとせっかく作ったHPが水の泡になってしまう可能性も十分にあり得ます。中国でHPを開ける際には必ず注意しましょう。

 

 

 

おわり。

 

 

 

中国でのHP作成はサイバードリームスにおまかせください