日本と中国のお寺の違い

はい、どうもみなさんこんにちは!

TCDのちょーです。

 

日本には古くからのお寺や神社が数多く存在します。

日本は世界の中でも古いものを美と考える精神が強い国でもありますし、その点は世界的に評価されています。

日本のお寺や神社の雰囲気を漢字2文字で表そうとすれば、しっくりくるのは「荘厳」だろうか。単に静かなだけではなく、張り詰めた空気感が漂うイメージです。中国にも仏教のお寺は存在するが、その雰囲気は日本とはだいぶ異なります。

 

中国メディアの今日頭条はこのほど、日本と中国の仏教はさまざまな点で異なっていることを強調しつつ、「寺院」そのものにも大きな違いがあることを伝えています。中国の寺院では信仰心の厚い人びとが祈りや願い事をするために詰めかけると紹介したほか、新年になると縁起の良い焼香の煙を求めて「押し合いへし合い」をすることも珍しい光景ではないと指摘し、中国の寺はまるで生鮮市場のように賑やかなのが通常であると強調した。

 一方、日本の寺院は中国のように賑やかな場所ではなく、むしろ神聖で静寂に包まれた場所であると指摘。観光地となっている寺院は多くの参拝客で賑わうことはあっても、中国の寺院のように線香を束ねていた紙が散乱することはなく、整然としていると紹介し、「日本と中国では同じお寺であっても、雰囲気はまったく違っている」と伝えている。

 

 

・中国人に人気の日本のお寺

中国の「日本に来たら○○したい」ランキングの中で、「お寺に行きたい」は、常にベスト5にランキングされるほど人気になっています。中国にも各地にお寺はたくさん存在するが、それでも日本のお寺に行きたい理由があります。それは、神聖な場で自然と癒しを求めているからという。中国のお寺に行っても人が多くて騒々しいために、運気が回ってこなそうと考える人も・・・

 

それに比して、基本的に静かな日本のお寺。そこは中国の人たちが求めている「お寺によって癒しを得られる場所」となっているのではないでしょうか。そして同時に、あることにも気づくようです。

中国からの観光客、日本のお寺を見て「中国の唐王朝を思い浮かべる」という人が多いようで、特に京都を訪れるとそう感じるようです。それもそのはず、京都は唐の都、長安(現在の西安)をモデルに作られているからです。

中国のSNSには、日本の歴史を感じさせる建築物や、その建築美を象徴する写真が数多くあげられています。こうした点でも、なぜ中国人が日本へ来てお寺に行きたいと思うのかがわかると思います。

 

中国には長い歴史があって、素晴らしい建築物がたくさんありました。「〜ました」という過去形にしたのは、これら中国にあった文化財の多くが文化革命の時に破壊されてしまったからです。

文革以前も中国の歴史上、王朝が変わるたびに、前政権下のものはことごとく破壊され、新しいものに作り直されてきました。なので、中国人が築いた文化を、中国人自ら破壊してしまったために、日本でお寺へ行くと昔と変わらず歴史のままに残されていることに魅かれるのです。そして古いものがきれいに保存されているのを見て感動するのです。

日本のお寺に行きたい理由は、何もお願い事をするだけではなく、中国人が日本の歴史や文化、職人の技に尊敬の念を抱いているからなのではないでしょうか。

 

・最古のお寺

白馬寺」という中国最古の仏教寺院が中国、洛陽に存在する。白馬寺は、後漢永平11年(公元68年)に創建されて、約2000年の歴史を持っています。

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歴史の授業で、日本最古の木造見物は「法隆寺」と習った記憶があります。実は、日本最古のお寺は、奈良県にある「飛鳥寺」といわれています。諸説ありますが、建てられたのは西暦600年前後といわれています。

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私はあまりお寺に行く機会がないのですが、このような歴史ある建造物に行くと、何かパワーを貰える気はしますよね。その考え方が、仏教なのかな?とか思っちゃいました笑

 

 

おわり。