中国の衝撃的な結婚事情(お見合い編)

 

 

はい、どうもみなさんこんにちは!

TCDのちょーです!

 

 

先日、人生で初めての結婚式に参加してきました。大学の同級生の結婚式だったのですが、初めてということもあり、非常に素晴らしく感じました!

 

日本の結婚は比較的昔よりも自由になり、しきたり等も少なくなってきましたね。

しかし、中国の結婚は比較的まだまだしきたりがあります。本日から、中国の結婚についてお話しします!

 

中国の結婚事情

適齢期

中国人の結婚年齢は男性22歳、女性20歳以上と法律で定められています。

これはあくまでも結婚登記を認める最低年齢であって、子供を出産する目的で医学的角度から考えるなら、男性は25~27歳、女性は23~25歳が最適であるとある新聞は論じています。

未婚を選ぶ男女

最近社会で顕著にみられるのが「剩男」(shèng nán)、「剩女」(shèng nǚ)の問題です。

広義では、30歳を過ぎているのに結婚していない独身男性を「剩男」と言い、「剩女」は27歳を過ぎても未婚である女性を指します。

近年の現象では、都市に住み、高学歴、高収入、スタイル抜群の「剩女」たちが増えています。

彼女たちがまだ独身でいるのは、結婚に対する条件が高く、自分と比較した場合、なかなか理想的な男性に出逢わないというのが理由のようです。

人口からすると男性の方が女性よりも多いので、男女数の不均衡に拍車がかかっています。

お見合い

親の体裁が大切

子供がいつ自立して結婚するかは、親にとっても一大事です。

農村では法廷年齢より早くに結婚、出産する若者たちがいます。実際の結婚生活を既に何年か送っており、法廷年齢に達してから登記をしに行くのです。

こうした地域で重視される一つの要素が体裁です。親せきや近所の家の同世代の子供たちが結婚しているのに、自分の子供が独身だという事自体、親にとって体裁が悪いというのです。

それで、未婚男女に対して早く結婚相手を探すようにという圧力がかかります。本人抜きでお見合いの話を進める両親や親せきも多くいます。

お見合いのことを「相亲」(xiāng qīn)と言います。

合同お見合い

こうした諸事情により、都会では合同お見合いが定期的に開催されています。北京を例にあげてみましょう。

「北京のどの公園で合同お見合いが開かれていますか?」とのネットでの問いに対して、「中山公園では毎週木曜日と日曜日、それぞれ午後2時開始。玉渊潭公園、朝陽公園、海淀公園では週末に開かれています。」という回答が載っています。

そんな合同お見合いでは、未婚の子供を持つ両親もたくさん訪れています。

お見合いでの自己紹介

さて、合同お見合いに参加するのはいいのですが、問題は何をどうしゃべればいいのかです。

男性側からすると、自己紹介の内容があまりにも一般的だと女性につまらないと思われるのではないかと心配するようです。

かといって、話があまりに突飛な内容だと変人扱いされそうで、それも不安なのです。さらに、元来話下手だという人もいます。

それで、開催場所の公園には各自の条件を写真のようなパネルにして張り出しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

日本でも、合コンや街コン、マッチングサイトが流行っているように中国でもこのようなことがごく一般的に行われています。

以前もブログで書きましたが、中国では高校生まで一切の恋愛を禁じられている風潮があるので、日本人よりも恋愛経験が少ない分、やはり形式的になるんですかね〜笑

 

 

おわり。