中国の学校教育 ~飛び級の実態!?~

はい、どうもみなさんこんにちは!

TCDのちょーです。

 

 

今年は非常に猛暑が続いていていますね。外に出れば灼熱だし、、、中に入ればエアコンがんがんで寒いしと。体調の管理も難しいシーズンになってきましたね。

そんな中、7月19日には愛知県豊田市の小学校で小学1年生の男子児童が熱中症で倒れ、亡くなってしまったという悲惨な出来事がありました。

コチラの記事です。

文春オンライン「豊田市・小1男児が熱中症で死亡」

 

今、世の中では小学校にエアコンを付けるべきかそうでないかと騒がれています。私の小学校は、新設の小学校なので、エアコンが教室に設置されていましたが、まだまだ普及率は高くないそうですね。勉強をする環境が整っていないかのようにも見えます。

 

そこで、本日のテーマは

学校教育(飛び級編)

です。

 

中国には、飛び級という制度があります。

なんとなく、聞いたことある方は多いと思います。世界的には割とポピュラーな制度ですが、日本ではこのような制度の実施はないですね。

では、実際にどんな制度なのか?というのを書きました。

 

 


国学校教育の概要


中国の教育制度は、就学前教育、初等教育中等教育、高等教育から構成される。6年制の小学校と3年制の初級中学校による合計9年間の義務教育制度が実施されており、日本の義務教育と基本的に同様の制度となっている。

初級中学校の後、3年制の高級中学校教育があり、日本の高校に相当する。高級中等教育は普通教育を行う「普通高校」、職業教育を行う「中等専門学校」、「技術労働者学校」、「職業中学」などに分かれる。修業年限は「普通高校」が3年、「中等専門学校」が一般に4年、「技術労働者学校」が一般に3年、「職業中学」が2年ないし3年である。

高級中学校を卒業後、高等教育課程へ進学するが、高等教育を実施する学校を指す中国語表記の「高等学校」が日本の大学に相当する。

引用元:http://www.spc.jst.go.jp/education/higher_edct/hi_ed_1/1_2/1_2_1.html

 

 

義務教育は日本と同じですね。呼び名が違うだけで、基本的な教育段階はあまり違いはありません。日本の「高等学校」にあたる部分の選択肢が中国の場合、幅広い種類があります。

そして、この中に飛び級制度がある学校があります。では、飛び級とは結局なんのことでしょうか?

 

 


飛び級制度の実態


先ほども書きましたが、この「飛び級制度」というもの。世界では比較的ポピュラーな制度です。

簡単に言うと、5歳で小学生になれる、7歳で中学生の授業が受けれる、15歳で大学に入学できる。

というような年齢=学年ではないということです。

 

もちろん、すべての学校でこの制度が採用されているわけではありません。飛び級制度が採用されている学校は、飛び級専用の試験があります。

学生自身が受けたいというケースはレアで、どちらかというと両親や担任の先生の推薦で受けるケースが多いです。中国では、勉強して当たり前な学校教育です。以前も記事に書きましたが、学校教育の中に体育がほとんど組み込まれていません。

 

tokyocd.hatenablog.com

 

 

 

 

ちなみに、、、

飛び級制度だけが目立って報道されていますが、

落第制度もありますよ^^

 

 

小学校の時から、中間テスト・期末テストがあります。それに落ちると、進級できません。

日本は、高校卒業まではほとんどの学生が進級できますよね。中国はそんなに甘くないんです。だからこそ、親も熱心に勉強をさせますし、先生も必死です。

お金持ちの家族なら小学校から家庭教師を雇う家も少なくありませんからね・・・

 

 

 

ちょっと固い話になってしまいましたが、日本がいかに教育制度に力を入れていないか、、、

2012年に、文部科学省が「飛び級制度」の創設を提案していたみたいですが、6年後の今現在。何も変わってませんね。。。

 

次回は、学校教育(恋愛編)について書きます!

 

 

 

おわり。

 

 

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