日本人は働き過ぎだと、何度言ったらわかるんだ。
はい、どうもみなさんこんにちは!
TCDのちょーです。
最近SNSを見ていると、よく転職の広告を見るようになってきた気がします。世の中に溢れかえってきているイメージがあります。
さらには、今ネットで話題の「退職代行」という新しいビジネス。
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こういった新しいビジネスモデルが流行ったり、話題になったりするというのも、日本では「働き方改革」に注目が集まっているからですね。そもそもそこに注目が集まる理由というのが、今の働き方に満足していない人が多いからだと私は感じます。
皆さんも、何度か耳にしたことあるかもしれませんが、海外から見てよく言われる言葉。
「日本人は働きすぎだ」と。
もしかしたら、自覚がない人もいるかもしれません。
ということで今日は、海外(中国)ではどのような感覚で働いているのかを書きました。
日本人と中国人の仕事に対する意識の違い
皆さんはどういう意識で仕事をしているでしょうか。もしかしたら、「会社に所属している」という認識で仕事に取り組んではいませんか?
中国では、「属している」という考え方はありません。「私の力を会社に貸してあげている」という認識で働いています。
そうすると具体的にどういったことが起きるのでしょうか。
例えば・・・
定時を過ぎた場合、
日本人「定時過ぎたから帰りたいな~。でもみんな忙しそうだし、ここで一人で帰ったら気まずいな~」
中国人「自分の仕事終わったので、お先に失礼します!」
こんな違いが出てきます。
もしも上司に
「自分の仕事が終わったんだったら、残業してでもほかの人の仕事を手伝いなさい」
と言われたら・・・
中国人「なぜ、仕事が遅い人のフォローをしなければならないの?+αで手当てが出るんだったら別にいいよ」
といった感じになります。
中国ではこれが当たり前です。
私の中国人の友人はいつもそのことに腹を立てています。
彼は今は日本の企業で働いていますが、こんな不満が漏れてきます。
「日本人はなぜ、家族よりも仕事が優先なの!?」
「なぜ、早く帰るための努力をしないの!?」
「なんでこんなにもプライベートの使い方が下手なの!?」
ん~、私も何も言い返せませんでした。。。
以前にも記事に書きましたが、海外の人から見て日本人は休日の過ごし方がとにかく下手です。
上下関係を重んじる日本人
日本人はいかに周りに認められて昇格していくか、いかに周りに気に入られるかという観点が非常に多いです。そのため、上司への不平不満を言い出せる人はほとんどいません。
逆に中国人は納得できないことがあれば、意見を誰にでも言います。
上司だろうが部下だろうが、もちろん社長だろうが。
中国人は、「属している」という認識がないため、組織の中の人を役職で考えておらず、1人の人として見ています。
それ故、いくら上司でも自分の意見をハッキリと伝えますし、逆に上司が自分より仕事ができないと判断した途端に、言うことをまったく聞かなくなるなんてこともしばしばあります。
最後に
もちろん、今まで書いてきたことは文化の違いなのでどっちが正解・不正解という話ではありません。しかし、みなさんに知っておいていただきたいのは、海外から見たら日本人の働き方は特殊だということです。
昨今、話題になっている「働き方」について。海外の考え方をもう少し取り入れながら改革していく方が、スムーズにいくのではないかな~
と考えているこの頃です・・・
おわり。